あいすぶれいく -野球小僧を応援するページ-
あいすぶれいくは実に9月16日以来の投稿になります。大変お待たせしました。
愛好会的で、年齢も技量も経験値もバラバラ過ぎる職員有志チームに対し、限られた練習時間(月イチ2~3時間)の中でトレーニング内容に工夫を凝らすことで、いかにして最大の効果を上げていったかという話の続きです。
ただし、そうは言っておきながら本稿は精神論を。。。
まず、プレイングマネージャーとして参集してくれたメンバーに最も注意を払ったことは、「野球を嫌いにさせないこと」。
そのためにもある言葉をチームコンセプトとしました。
それは…「野球は思いやりのスポーツ」。管理者の高校時代の恩師からの言葉です。
さらに来るべき試合に臨むにあたって、この言葉をチームの現状や立場、成り立ちからわかりやすく噛み砕き、ことあるごとにメンバーに言葉に発して伝えいたのが以下の7項目です(笑)。
① 技量等の優劣にかかわらず、受け手が捕球しやすい送球に配慮する。
② 受け手が送球を捕球するにあたって、技量等の優劣にかかわらず、悪送球を悪送球にさせずに好捕する最善の努力をする。
③ 技量や体力差、年齢による衰えがあるのは当たり前のことであって、誰しもミスすることは大いにある。
④ 試合時においてチームがノーミスで済むことはまず無いと初めから割り切る。
⑤ 未成熟なメンバーのミスは技量や経験が豊富な者がそれを常に補うという心の余裕をもって臨み、ひいては技量等の優劣にかかわらず全員で助け合う(被害最小限に止める)という精神で臨む。
⑥ ただし、未成熟な者なりに最善を尽くす。
⑦ メンバー全員が萎縮したプレイをすることなく、積極果敢に挑んだものについては、それを批判しない。
まず、チーム常設化時にはこれらをメンバーに最初に説きました。
これを最初に伝える伝えないではメンバー個々の取り組み姿勢が大きく変わってしまうことは言うまでもありません。
管理者はプレーに対して厳しく叱責するタイプとずっとみんなに思われていただけに(実際そうだったのですが…)、
管理者の方針次第では、最悪「やっぱ辞めます。」なんて言われてしまう可能性もあったわけです(泣)。。。
「できるヤツがカバーしよう、それでみんなが上手くなろう。そして勝とう!」
そんな雰囲気も自然とできあがったのも、ちゃんとコンセプトを伝えてからだったように記憶しています。
自分本位で考える(自分に合わさせる)のではなく、一度相手を思いやってみること。
ちゃんとコンセプトや方針を示してやること、、、会社経営とまったく同じですね。
【最後に、、、みなさん良い年末年始をお迎えください! 次稿、乞うご期待!】