【あいすぶれいく vol.4】 たかが草野球、されど企業チーム①
管理者自身の野球・ソフトボールのキャリアは30年以上(現在43歳)。大学卒業後、プレイヤーとしていろいろなクラブチームにお世話になりました。
ただ、どちらかというと、「試合に出続けているだけ」であって、グラウンドの手配や道具・備品の準備など、裏方的なチーム運営にはほとんど携わったことがなかったのが実情でした。
そんなある時、、、突如盛り上がった…、というか、ようやくかたちになるに至ったのが、管理者の出向元である本社職員の草野球チームの「常設化」でした。平成24年8月頃のことです。
ちなみに常設化してからの戦績を先に。。。
・平成25年(第50回全ヤサカ労連親善野球大会)… 優勝(参加10チーム)
・平成26年(同第51回大会)… 準優勝(参加10チーム)
・平成27年(同第52回大会)… 準優勝(参加10チーム)
・平成28年(同第53回大会)… 1回戦敗退(参加8チーム)
・平成29年(同第54回大会)… 優勝(参加8チーム)
ご覧のとおり、常設化してすぐに結果が出た(優勝した)のはよかったのですが、今年のV2に至るまではさらに4年を要しました。
← ※V2の立役者のひとり、辻本君(24歳)。よく転がし、走ってくれました!
で、この「常設化」していなかった本社職員チーム(ヤサカGGと言います)のそれまではというと、、、例年「年に一度開催される労組主催の親善野球大会の1日2日のためだけの寄せ集め」でした。
戦績はというと、私を含め野球経験者2、3人がいたところで、そこはやはりチームスポーツ。曲がりなりにも定期的に公休日に練習や試合をしている乗務員さんたちのチームにはなかなか勝てない、いわゆる「出場しているだけ」、たまに勝っても優勝なんかとは縁遠い「その場しのぎ集団」。
誰がどんなパフォーマンスができるのか、まったく把握も意思疎通もできないままぶっつけ本番に臨むだけ。。。
そんなチームの風向きが変わり始めたのが、その平成24年8月頃。
ちょうど大卒の運輸総合社員(入社後2~3年は乗務職)を採用しはじめた頃でした。
その採用した者の1人に、高校まで投手を務めていた新入社員がいることがわかり、色めきたったのが当時総務課長兼人材開発室副室長だった管理者と彼らの世話をした人事課係長(彼も高校野球経験者)。
二人で相談して、彼ら(1期生の2名)を無理やりヤサカGGに引っ張り込みました。
表向きは「仕事外での交流の場」、「会社を辞めないように繋ぎ止め」的な理由で加入させましたが、本当の理由は当然「ヤサカGGを強くしたいから」。。。
そんな状況も手伝って、「常設化して月に1日でもいいから定期的に活動しよう」という運びになり、管理者がプレイングマネージャー(選手兼監督)となりました。
さて、集まってくれたメンバーはというと、、、上は50代半ば(当時)の職員がいれば、下はその大卒したばかりの23歳、さらに女性職員2名、計13名ほど(当時)。
野球経験値は未経験者ばかりで、高校野球経験者はというと結局計4名(当時)。
それでもチーム目標はもちろん平成25年度大会での優勝(負けず嫌いが多かったようです…(笑))。
ただ、優勝を目指すとはいえ、部活や一定レベル以上が集まるクラブチームとは程遠く、未経験者が大半で、スキルも年齢も経験値もバラバラな集団をどう鍛えるのか。
プレイヤーとして試合に出続けることだけが当たり前だった管理者が「どういうチーム作りをするのか」、人生で初めて運営側、裏方側の立場で悩み、難しい舵取りに挑むことになりました。
そして、管理者が最初に決断したのは「まずディフェンス(守備)から」。
たかが月イチの練習でディフェンスを鍛えるために、どんなことをしたのか。それは次回投稿で・・・(^o^)
(つづく)