【あいすぶれいく vol.1】 「いつものことをやろう!」という声掛け

記念すべきvol.1。

どんな投稿にすべきかかなり悩みましたが、やはりまずは身近にあったホットな試合から一筆。。。

管理者は昨日、滋賀県長浜市において開催されたソフトボール壮年滋賀県予選に出場。

この大会に出場する選手は全員壮年年代(40歳)以上の、いわゆるおっさんソフト。

8チームがエントリーするトーナメント大会で、決勝まで進んだ2チームが滋賀県代表として後日開催される全国壮年選手権か全国マスターズの出場権を得ます。

我がf-oneクラブ壮年の1回戦の相手は、全国マスターズ準優勝の経験もある名門・草津クラブ壮年…。言わずもがな、強豪クラブです。

一昨年も1回戦で対戦し、0対7の5回コールド、しかもたった2安打しか打てない完封負け。

相手攻撃陣に散々かき回され、防戦一方。気づけばすでに7点差…、、、「わざわざ長浜まで何しに行ったんだ!?」というような試合内容でした。

でも、今回は勝ちたいのはもちろんですが、せめて一矢は報いたいところ。

そんな名門対弱小の一戦は、、、先に結果から。。。

 

f-oneク壮年 0101000 | 2

草津ク壮年 000422× | 8

 

vs草津クラブ壮年(H29.5.21) 管理者も3番・セカンドでフル出場。相手は一昨年にその完封をさせてしまった投手が先発。

まず我が方は、外角へストレートとスライダーを巧みに投げ分ける抜群のコントロール、また若干外角と打者のヒザ下ボール1個分広いストライクゾーンも手伝って、初回は1番から3番がいきなり三者三振を喰らう最悪のスタート(泣)。

ただ、我がエースも2番打者に2塁打を被打するも、四球を出すこともなくゼロ封で、立ち上がりは快調なスタート。ここでまず草津クにとっての一昨年とは違う「あれっ?」1つ目(笑)。

2回表、2塁打、内野安打にパスボールが加わり、なんと我が方が先制点。草津クにとってみればあまりいい点の取られ方ではない「あれっ?」2つ目(笑)。

我がエース、2回、3回も無四球でゼロ封、野手陣はノーエラー。草津クはフライアウトも少なくなく、「あれっ?」3つ目(笑)。

4回表、この回先頭の管理者がめずらしく完璧な右中間2塁打で出塁。ここで草津ク先発投手が早くも降板。「あれっ?」4つ目(笑)。エースが継投します。

それでも我が方は後続が速球に押されながらも、コツコツとエラーと犠牲フライで繋ぎ、どうにか2点目を奪取。草津クはエースを投入したにもかかわらず、「あれっ?」5つ目(笑)。

4回表を終了して我が方が2対0とリード。草津クに「あれっ?」が5つもある、いわゆる我が方の流れ、いい感じのナメられ感。。。

当然このままで終われるわけがないのですが、これが強豪であっても初戦の怖さ、難しさというもの。互いに「ひょっとして、今日は…?」と思い始める試合中盤。

そんな、「あれっ?」の積み重ねでやや浮き足立ちはじめた草津クナインの心を落ち着けたのが、4回裏、攻撃前の円陣で「いつものことをやろう!」と声を掛け、鼓舞した相手主将でした。

二死ランナー無しからではありましたが、怒涛の3連打であっさり同点にされ、このあとエラー、バント内野安打で満塁とされ、相手主将の打順で逆転の2点2塁打を被弾。2対4となりました。草津クはこの回だけで代走を2人も出す逆転への執念です。

それでも粘る我が方は5回表、相手エースを攻めたて、二死満塁とするも無得点。

我が方にとって今度は明らかな悪い流れの中、5回裏、ついに我が方エースが先頭打者、次打者に連続四球…、ついに出てしまいました。。。犠打で送られ、二死2、3塁まで踏ん張りますが、2点タイムリーを献上し、2対6。

続く6回裏にも2点を奪われましたが、振り返ってみれば、5回の攻防が試合の趨勢を決したことになりました。

いつものことをやる、、、実は簡単なようで、難しいものです。

「普通にやってりゃ勝てたのに」なんてことは、管理者も長年の経験上、勝った側、負けた側どちらの立場でもしてきました。

普通、普段どおり、いつもどおり、、、冷静な、でも中身はとんでもなく熱く重い相手主将の声掛け。

オーバーフォーティのおっさんたちならば、わざわざ言わなくてもわかっていそうなことなのですが、この声掛けをするか、しないかは得てして勝敗に関わる大きな差を生むものです。

管理者も同様な状況を散々見て、感じているにもかかわらず言えずに後悔したこと多数。。。

これがコンピューターゲームとは違うところですよね。

負けはしましたが、救われたのは試合終了後整列時に主審から「ナイスゲームでした!」と言われたこと。

ジャッジしてて楽しかった、面白かったと感じてくれたようです。

「強さ」の根源とは、いつもどおりできることからたんたんと。。。

スポーツにも仕事にも通じることですね。

 

 

 


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